小学校卒業
気が付けばもうクリスマス目前。。。ブログも更新してなかった。。
実は先週の木曜日で次男と三男の学校の最後の学期が終了しました。次男は無事に小学校卒業し、来年からは中学校へ入学します。ニュージーランドの小学校は6年間ですが、5歳から始まりまり、11歳で卒業なので、日本の小学5年生で小学校卒業となります。そして中学は2年間で、日本の中学2年から5年間の高校生活が始まるのです。
さて、小学校からメールが届き(ニュージーランドの学校は連絡はすべてメールできます。ない人はどうするのかは不明。多分事前に学校に言っておくのかな)卒業生最後のアッセンブリー(全校集会)にぜひご保護葉者もご出席くださいのこと。席はたくさんあるので焦らずきてくださいと書いてありました。これが日本だったら大変です。式ですから、保護者も一応正装で出席。子供たちも式のために毎日練習するに違いありません。親にも子にも小学校最後という晴れの舞台、それが日本の卒業式です。しかし、ここはニュージーランド。ゆるい、ゆるすぎなのです。指定の時間10分前に学校のホールに行ってみると保護者席は半分しか埋まってない。。。そう、共働きの人も多いので全員の保護者が見に来られるわけではないのです。もちろん仕事をちょっと抜け出し、出席する人もいますが。そのうち席は残り4分の1を残し、式は始まりました。卒業生入場!在校生は5年生のみ入場。校長先生の言葉、在校生の言葉、PTA会長のお祝いのスピーチ、歌。この辺は日本と同じです。違うのはクラスの係を無事にやり遂げた証明書の授与があって、これも全員もらいます。うちの子はけんかやめもごとの仲裁係。そんな係があるんだなと感心しました。というか、気が弱いのにちゃんと務まったのかな。そして、卒業証書授与。これがまた画用紙をラミネート加工したもので、なんだかお手軽な感じ。。。一人ひとり名前を呼ばれ、校長先生から証書を受け取ります。緊張感がまるでゼロ。なんだか近所のおばちゃんから受け取っている感じ(笑)バックミュージックもなし。そして全員の卒業証書授与が終わり、クライマックスは最優秀生徒、最優秀賞スポーツ賞の発表があります。男女1人ずづで合計4名。最優秀生徒賞に選ばれた男の子は全国一斉テストで高得点を取った子で、小さい子の面倒をよく見たり、クラスでも勉強面以外で大活躍だったようです。女の子の方もリーダーシップがあり、そうかといって出しゃばりすぎず、クラスでの人気者の子が選ばれました。スポーツ賞はいろんなスポーツ大会にエントリーし、好成績を残した子たちが選ばれましたが、女の子の方は最優秀生徒賞と同じ女の子が選ばれました。素晴らしい!!!
式が終わるまで大体3時間。あ、書き忘れましたが、こういう式ではマオリの歌と踊りも披露されます。マオリの伝統のダンスや歌を習うクラブがあるのですが、その子たちがパフォーマンスしてくれます。ニュージーランドのラグビーチームが試合前にする、あのダンスですね。後は、マオリ語の歌なんかも歌ってくれます。ニュージーランドでは式典においてはこのパフォーマンスは絶対にかかせないのです。
とにかく、なんだかゆるゆるな卒業式でした。親はらくちんでよかったけど。
by satoyanc72
| 2017-12-22 10:25
| 子供たち学校のこと